うみへび座を語る。
うみへび座は、春の星座である。
うみへび座は、全天の88星座の中で最大面積の星座である。
ヘラクレスによって倒されたヒドラに由来する。
うみへび座は、トレミーの48星座である。
トレミー48星座は、2世紀以来使われてきた。
しかし、18世紀に、トレミー48星座の中のアルゴ座がラカイユによって分割された。
うみへび座を含む残りの47星座は、すべて現在の88星座に引き継がれている。
うみへび座の恒星
うみへび座α [α Phe]
コル・ヒドレ、またはアルファルドという固有名を持つ。
うみへび座で最も明るい恒星である。
太陽系から177光年の距離にあるK型星である。
うみへび座γ [γ Hya]
うみへび座で2番目に明るい恒星である。
太陽系から132光年の距離にあるG型星である。
うみへび座ζ [ζ Hya]
うみへび座で3番目に明るい恒星である。
太陽系から151光年の距離にあるG型星である。
うみへび座の主な星雲・星団
M68
直径106光年のM68の内部では、絶対等級が0等より明るい恒星が、250個以上確認されている。
今までのところ、42個の変光星が見つかっている。
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M48
M48は散開星団である。
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M83
M83は銀河系外星雲である。
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うみへび座の流星群
うみへび座α群
1月15日から1月30日にかけて出現する。
うみへび座σ群
12月4日から12月15日にかけて出現する。
うみへび座のその他の天体
TWA 5B
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参考文献・サイト
Constellations
Star Tales
Chandra X-ray Observatory
国立天文台・天文ニュース(367)
中央大学
2008/05/16