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ハービッグ・ハロー天体(HH天体)を語る。

トップページ銀河系の目次恒星の進化ハービッグ・ハロー天体(HH天体)

ハービッグ・ハロー天体(HH天体)とは

誕生後間もない恒星の周囲に星雲状の天体が存在する場合がある。

このような天体をハービッグ・ハロー天体(HH天体)という。

ハービッグ・ハロー天体(HH天体)
ハービッグ・ハロー天体 HH111
出展:APOD:HH111



ハービッグ・ハロー天体の名称は、この天体を研究したハービッグ氏、ハロー氏に由来する。



誕生直後の恒星からは、秒速数100キロメートル程度の速度でジェット流が放出される。

このジェット流が進路上のガスや塵と衝突すると、衝撃波によって発光する。

これがハービッグ・ハロー天体の正体である。



銀河系内部には、ハービッグ・ハロー天体が約15万個存在すると予測されている。




ハービッグ・ハロー天体の例

HH-2

HH-2は、オリオン座にあるハービッグ・ハロー天体である。
この天体は、0.5光年離れた原始星からのジェットを受けて光っている。


このジェットは非常に高速である。
仮に地球-間(約38万キロメートル)を通過するとしたら、30分しか要しない。


この原始星は、赤外線または電波でなくては観測することができない。


太陽系から1500光年の距離にある。



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参考文献・サイト

HST Reveals Stunning Detail in Herbig-Haro Object
Herbig-Haro Object
T Tauri and Hind's Nebula
APOD:T Tauri and Hind's Variable Nebula
APOD:The T Tauri Star Forming System
APOD:HH111's 12 Light-Year Star Jet

2008/07/11



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