カペラを語る。
カペラとは、どんな星なのか
カペラは、ぎょしゃ座のα星である。
ぎょしゃ座の五角形の一角を作っている。
カペラはぎょしゃ座の一等星だ。
出展:IAU
単一の恒星に見えるが、カペラAa、カペラAb、カペラC、カペラDで構成される4重連星である。
特にカペラAaとカペラAbは、全天で二番目に明るい分光連星だ。
カペラAaは太陽の2.7倍の質量と12.2倍の直径を持つ。
りょうけん座RS型の変光星でもある。
カペラAbはG1型の恒星である。
太陽の2.6倍の質量と9.2倍の直径を持つ。
自転速度はカペラAaよりも速いようだ。
カペラC、カペラDは赤色矮星である。
カペラには「雌ヤギ」という意味がある。
カペラの見つけ方
アルデバラン、カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲルを順次結んだ図形を冬のダイヤモンドという。
冬の大三角形を見つけ、そこから冬のダイヤモンドをたどってカペラを見つければいい。
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参考文献・サイト
SolStation.com
University of Illinois
2008/03/03
2010/05/21