デネブを語る。
デネブとは、どんな星なのか
デネブは、はくちょう座のα星である。
わし座のアルタイル、こと座のベガとともに、夏の大三角形を形作る。
西側の頂点がデネブだ。
デネブははくちょう座の一等星だ。天の川の中にある。
出展:IAU
デネブは1425光年の距離にある。
これだけ遠くても明るく見えるのは、デネブが太陽の5万5000倍の明るさで輝いているからである。
デネブの質量は、太陽の20倍の巨星である。
直径は太陽の108倍にもなる。
やがて、超新星爆発を起し、中性子星、またはブラックホールになる運命にある。
デネブの名は「尾」という意味のアラビア語に由来する。
はくちょう座の尾の部分に相当するからだ。
歳差の影響でデネブは9800年後に北極星になる。
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参考文献・サイト
SolStation.com
University of Illinois
Deneb
2008/03/11
2010/05/22