ホーキング織野の

サラリーマン、宇宙る。

宇宙&天文学用語集

宇宙&天文学用語集は、天文学・宇宙・天体に関する重要語を集めた用語辞典である。





ラ行

ラオメデイア

海王星の第12衛星。ハリメデ、サオと共に2002年に地上からの観測によって発見された。[..さらに詳しく見る..]



ラグランジュポイント

二つの大きな天体の近辺には、引力が安定している場所が5つある。
これらをラグランジュポイントという。
[..さらに詳しく見る..]



らしんばん座

現代の88星座の一つでラカイユが制定した17の星座の一つ。
元々はアルゴ座の一部であった。アルゴ船の帆柱の部分に相当する部分が、らしんばん座である。面積は221平方度。
[..さらに詳しく見る..]



ラス・アルハゲ

へびつかい座のα(アルファ)星。アラビア語で「蛇使いの頭」の意味。白色の2等級。



らせん星雲

みずがめ座惑星状星雲。NGC7293。メシエ番号はない。見かけの大きさはの2/3程度。ハーディングが1824年ごろに発見した。この惑星状星雲は1万1000年前から広がっていると考えられている。太陽系からの距離は約700光年



ラリッサ

海王星の第7衛星。海王星の衛星の中で4番目に内側の軌道を回る。13時間18分で公転。ボイジャー2号の探査で発見された。[..さらに詳しく見る..]



ランダー

探査機の種類の中で着陸した場所から移動しないタイプ。これに対し着陸後に移動するタイプをローバーという。



リゲル

オリオン座のβ星。α星のベテルギウスよりも明るい。リゲルは太陽の8万5000倍も明るいため、水素の消費が激しい。あと1000万年絶たないうちに水素を使い果たし、星としての寿命を終えてしまう。[..さらに詳しく見る..]



リソスフェア

地殻とマントルは力学的な挙動から、リソスフェア、アセノスフェア、メソスフェアの三つに分けられる。地殻とマントルの最上部を合わせた層がリソスフェアである。岩石圏(岩圏)とも言われている。[..さらに詳しく見る..]



立夏

二十四節気の一つ。太陽が黄経60度の位置に来た時。



立秋

二十四節気の一つ。太陽が黄経135度の位置に来た時。



立春

二十四節気の一つ。太陽が黄経315度の位置に来た時。



立冬

二十四節気の一つ。太陽が黄経225度の位置に来た時。



惑星が順行から逆行、逆行から順行へ移るとき、東西方向への動きがゼロに見える状態。 [..さらに詳しく見る..]



りゅうこつ座

現代の88星座の一つでラカイユが制定した17の星座の一つ。元々はアルゴ座の一部であった。アルゴ船座の竜骨(りゅうこつ)の部分に相当する星座である。面積は494平方度。[..さらに詳しく見る..]



りゅう座

現代の88星座の一つでトレミー48星座の一つ。ヘラクレスの12の冒険の中に登場する黄金のリンゴを守る竜に由来する。面積は1083平方度。[..さらに詳しく見る..]



りゅう座イオタ流星群(しぶんぎ座流星群)

毎年、おおよそ1月1日から1月5日の間に出現する大規模な流星群。1月4日前後に極大を迎えるが極大を示す時間は長くても4時間程度としかない。しぶんぎ座流星群とも呼ばれている。[..さらに詳しく見る..]



りゅう座ガンマ流星群(ジャコビニ流星群)

10月9日前後の夕刻に出現する流星群。母天体ジャコビニ・ツィナー彗星の名から、ジャコビニ流星群という名称がメジャー。りゅう座に輻射点があるが、りゅう座イオタ流星群(しぶんぎ座流星群)とは別の流星群。[..さらに詳しく見る..]



粒状斑

太陽の表面(光球面)を覆っている粒の模様。太陽内部での対流の結果、物質が表面に噴出して粒状斑になる。ナベで湯をグツグツと沸騰させると、その表面にたくさんの泡が生じるのと同様に、太陽が高温のため物質が煮立って粒状斑になったイメージ。粒状斑の直径は約1000キロメートル、寿命は3分から20分である。



流星

星が流れたように見える現象を流星という。流星物質が大気圏に突入することによって発光する。
[..さらに詳しく見る..]



流星群

毎年、一定の時期になると流星の数が増える現象がある。
これを流星群という。
[..さらに詳しく見る..]



流星痕

流星が現れた直後に流星の経路にそって見える痕跡。数秒間継続する。すべての流星が流星痕を残すのではない。



流星物質

大気圏に突入すると流星となる砂粒くらいのサイズの物質を流星物質という。



りょうけん座

現代の88星座の一つでへべりウスが制定した17の星座の一つ。「りょうけん」とは「猟犬」のことで、うしかい座が手にしたヒモにつながれた2匹の犬である。北側の犬をアステリオン、南側の犬をカーラという。面積は465平方度。[..さらに詳しく見る..]



りょうけん座RS型変光星

爆発変光星の一種。近接連星で相手の星の影響で恒星の表面に巨大な黒点が発生し、連星の公転に伴って明るさが変化する。



ルナ・オービター計画

米国が1966年から1967年にかけて実施した月探査計画。5機の無人探査機を順次月に送り、月全体の99%を撮影した。5機の探査機は直径1.5メートル、高さ2メートル、質量(重さ)390キログラムですべて同じ形である。[..さらに詳しく見る..]



ルナ計画

ソビエト連邦が、1959年から1976年にかけて推進した無人の月探査計画。ルナ3号が世界初の月の裏側の撮影に、ルナ9号が世界初の月面軟着陸に、ルナ17号が世界初の無人月面車による探査に成功した。ルナ10号は世界初の月周回探査機になり、ルナ16号が世界初のサンプルリターンを成功させた。[..さらに詳しく見る..]



ルナ・プロスペクター

NASAがディスカバリー計画の一つとして運用した月探査機。月の極域での氷の存在を裏付けることが任務であったが決定的な証拠は得られなかった。[..さらに詳しく見る..]



ルナ・リコナイサンス・オービター

ルナー・リコナイサンス・オービタ[LRO]は、NASAが2008年の打ち上げを計画している無人月面探査機である。
新宇宙政策では2020年までに月面に長期滞在の為の基地を建設し、そこを足場にして2030年までに有人火星探査を実現しようと計画している。
この新宇宙政策に基づいた、初の探査ミッションがLROなのだ。
[..さらに詳しく見る..]



ルベリエ(人物)

ユルバン・ルベリエ。フランスの数学者、天文学者。1811年生。1877年没。海王星の発見者の一人。パリ天文台長。天王星の観測データを用いて、その外側を公転する未知の惑星(海王星)の位置を計算によって求めた。この報告を受けたドイツのガレが、ルベリエの指定した位置を観測し海王星を発見した。水星の近日点移動を説明するための仮説として、水星の内側を公転する未知の惑星バルカンの存在を主張。20世紀になって近日点移動は一般相対性理論によって解決され、バルカンの存在は否定された。



レア

土星の第5衛星。1672年にカッシーニによって発見された。土星の衛星の中でタイタンの次ぎに大きいが、タイタンの3分の1しかない。[..さらに詳しく見る..]



レアアース仮説

フェルミパラドックスを解く仮説の一つ。ペーター・ワード氏らによって提示された。レアアース仮説では、「異星の文明はたくさんあって当然」という元々の前提が、そもそも間違っていると考えている。条件が整えば、生命は比較的容易に誕生するが、高度な文明を持つまでに発達するには、非常に確率の低い偶然がいくつも重なる必要がある。[..さらに詳しく見る..]



レインジャー計画

米国が実施した無人の月探査ミッション。有人月着陸計画(アポロ計画)に備えて月表面を調査することが目的。1号から9号までの探査機が打ち上げられたが、成功したのは7号、8号、9号の3機のみ。さらなる月の無人探査は後続のサーベイヤー計画が受け継いだ。[..さらに詳しく見る..]



レーリー散乱

微粒子に光があたると、そのサイズよりも短い波長の光を散乱させる現象。大気中の微粒子が青い光を散乱させるので空は青く見える。



レグルス

しし座のα星。太陽系からの距離が約78光年と遠いため、太陽の350倍の光を放っているが一等星のなかでは暗い部類に属する。16時間で自転する。[..さらに詳しく見る..]



レグルスの食

レグルスが月に隠される現象。アンタレスアルデバランスピカレグルスは月の運行ルートに近いため、時々月に隠される。



レゴリス

月面を覆っている砂をレゴリスという。高地で10縲鰀15m程度、平地(通称「海」)で4縲鰀5m程度のレゴリスが堆積している。月には大量のレゴリスが存在しているのだ。[..さらに詳しく見る..]



レダ

木星の第13衛星。1974年にコーワルよって発見された。約239日で木星を一周する。[..さらに詳しく見る..]



レチクル座

現代の88星座の一つでラカイユが制定した17の星座の一つ。
レチクルとは、照準器の十字線(望遠鏡のファインダーの中央にある)のことである。面積は114平方度。
[..さらに詳しく見る..]



レッドストーン

以前に使用された米国のロケット。元々はミサイルとして開発された。レッドストーンの派生形の一つジュノーIを用い米国初の人工衛星エクスプローラー1号が打ち上げられた。アポロ計画で使用されたサターンロケットもレッドストーンの派生形である。



レッドスプライト

雷放電と同じタイミングで上空40縲鰀90kmの高層大気中で発生する赤い発光現象。神秘的な赤い光と形状から妖精が連想され、スプライト[Sprite:妖精]と命名された。[..さらに詳しく見る..]



レッドドラゴン

スペースX社が計画中の有人宇宙船。ドラゴンを改良し火星への往復を可能にする。



レプトン

素粒子のグループ。クォークとレプトンが物質の基本的な構成要素である。



連星

2つ以上の恒星がお互いの周りを回転している天体。3つの恒星なら三連星、4つの恒星なら四連星。これに対し2つ以上の恒星がたまたま同じ方向に見えるだけで引力で結びついていない場合を見かけの重星という。[..さらに詳しく見る..]



ローウェル

パーシバル・ローウェル。米国出身の天文学者。1855年生。1916年没。私財を投じてローウェル天文台を建設して火星の観測に打ち込み、火星表面に多数の運河があると報告した。海王星の外側に未知の惑星を仮定して「惑星X」と命名した。冥王星の英語名「Pluto」には、パーシバル・ローウェルのイニシャルPLと合わせている。これは、当初、冥王星は惑星Xとして発見されたからである。



ローウェル天文台

パーシバル・ローウェルが私財を投じて1894年に設立した天文台。アリゾナ州にある。1930年にクライド・トンボーが冥王星を発見した天文台である。



ローバー

探査機の種類の中で着陸後に移動するタイプ。これに対し着陸した場所から移動しないタイプをローバーという。



ろくぶんぎ座

現代の88星座の一つでへべりウスが制定した17の星座の一つ。
「ろくぶんぎ」とは、天体の位置を測定する器具「六分儀」にことである。へべりウスは六分儀を使用して精度の高い観測を行った。へべりウスは自信が使用した六分儀を星座に設定したのである。面積は314平方度。
[..さらに詳しく見る..]



ロケットエンジン

後方から燃焼ガスを噴出し、その反動(反作用)で前進するエンジン。空気の無い宇宙空間でも使用可能。[..さらに詳しく見る..]



ロケットプレーン・キスラー

NASAは、民間企業に宇宙機を開発委託し国際宇宙ステーションへの往復に利用することにした。
このプログラムをCOTS[Commercial Orbital Transportation Services:コッツ] という。
宇宙機の開発委託先には20以上の企業・組織が応募したが、コンペによって2社に決定した。
それが、スペースX社とロケットプレーン・キスラー社である。
ロケットプレーン・キスラー社はCOTSとしK-1を投入する。
[..さらに詳しく見る..]



ろ座

現代の88星座の一つでラカイユが制定した17の星座の一つ。「ろ」は「炉」を意味する。当初「蒸留するための炉」として設定されたが「化学炉」になり、化学実験器具を表現する星座になった。面積は398平方度。[..さらに詳しく見る..]



ろ座銀河団

ろ座にある銀河団。おおよそ約6500万光年の距離にある。小規模な銀河団ではあるが、1億光年の範囲内で空間密度はおとめ座銀河団の次に大きい。エリダヌス座銀河群は、ろ座銀河団に吸収されつつある。[..さらに詳しく見る..]



ロザリンド

天王星の第13衛星。天王星の衛星の中で8番目に内側を回る衛星。1986年にボイジャー2号の探査で発見された。[..さらに詳しく見る..]



ロゼッタ

ロゼッタとはESA[欧州宇宙機関]が運営する彗星探査機である。
目標とするチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星には、2014年に到達し、以後2年間をかけてこの彗星に併走しながら観測を続けることになる。
[..さらに詳しく見る..]



ロゼッタオービター

彗星探査機ロゼッタは、本体であるオービターと着陸機ランダーから構成されている。
オービターを単体でロゼッタと呼ぶこともある。
[..さらに詳しく見る..]



ロッシュの限界

衛星が惑星に近づける限界。これより近いと潮汐作用を受けて衛星は破壊される。エドゥアール・ロシュ(フランスの物理学者)が理論的に導き出した。







このページのTOPへ




スポンサーリンク

参考文献・サイト

Voyager Home Page



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト